【予習】2024-02-26⇒2024-03-01【相場材料とチャート】
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前週の値動きと材料の確認はこちらの記事で。
アメリカ:金曜日の米ISM製造業景気指数が注目度高め。FRB高官の発言が多数予定されている。木曜日は月末最終営業日であることに加え、PCEデフレータや新規失業保険申請件数も出るため、荒い値動きが予想される。
日本:火曜日のCPI(消費者物価指数)。
オーストラリア:水曜日9時半のCPI。ただし30分後にRBNZの政策金利発表を控えているため、素直な動きにならない可能性も。木曜日には小売売上高。
ニュージーランド:水曜日にRBNZ政策金利発表。一部では追加利上げ観測も。このところ強く買われているNZドルだけにネガティブサプライズや『事実で売る』パターンも想定し、無理のないエントリーを心掛けたい。
中国:金曜日のPMI、特に製造業PMIに注目。月曜日から中国全国人民代表大会(全人代)の常務委員会会議がスタート。
来週は2月の最終週、そして3月のスタート。月曜日は日本の3連休明けでもあります。ポジション整理や新規のポジション構築によるイレギュラーな動きに注意。
アメリカ大統領選の予備選も進んでおり、共和党はトランプ氏が連勝を続けています。トランプ氏のリップサービス的な発言も、徐々に市場への影響力が増してくる可能性があるのでニュースは追っていきたいところ。
一目均衡表では引き続き三役好転継続。前週の後半は3日連続で安値を切り上げていますが、金曜日はコマ足の陰線で終えています。
一目均衡表で三役逆転したあと、再浮上を試しましたが雲の下限で跳ね返された格好になっています。前週の金曜日は陰線で終えていますが、一方で3日連続で安値を切り上げてもいます。
前週、個人的に印象に残ったのはオーストリア中銀の総裁であるホルツマン氏の「FRBより先に利下げをする状況は見当たらない」という発言でした。各国、拙速な利下げ織り込みをけん制しています。
『オーストラリア』と見間違えちゃった。『オーストリア』ね。
週足レベルの三角保ち合いを下にブレイクして、日足ではきれいなロールリバーサル(レジサポ転換)も確認できる豪ドル/NZドルのチャート。スイングトレードをしている人も多い通貨ペアですね。RBNZの政策金利発表で、NZ買いが継続するかどうか注目です。
2月終盤です。後悔を引きずらず前向きに春を迎えたいものですね。
利確でも損切りでも最後の瞬間までしっかり考えて、自分の脳力を諦めずに前進あるのみ。考える!欲張らない!できる!