【復習】2024-10-07⇒2024-10-11【相場材料とチャート】

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ざっくり振り返る 今週の相場材料とチャート

今週の高値米CPIの発表直後に付けた149円60銭台で、これは前週の高値と比べて60銭ほど上でした。

今週の安値火曜日の東京市場クローズ後に付けた147円30銭台で、これは前週の安値と比べて5円70銭上でした。

 

今週の高値と安値を比べると、その差は約2円30銭でした。

しっかり振り返る 今週の相場の流れと材料

やっと涼しくなってきました。

行楽シーズンですね~。

良いトレードは良い休日から!ということで、

この3連休はしっかり休みたいと思います。

今週の相場材料は簡易版です。

7日(月) 日足:陰線

時間帯ごとの相場材料

 東京時間 TOKYO Session

・三村財務官が為替相場の動向について「緊張感を持って注視していく」とけん制発言。

・石破首相が、過去に株売り・円買いを誘った自身の『金融所得課税』発言について「具体的には考えていない」と発言。

8日(火) 日足:コマ足 陽線

時間帯ごとの相場材料

 東京時間 TOKYO Session

・日本の実質賃金は3ヵ月ぶりにマイナス。

・大型連休明けに会見をおこなうと発表して投資家の注目を集めていた中国の国家発展改革委員会(通称:発改委)だったが、会見内では希望的な見通しが語られただけで、具体的な追加政策には触れられなかった。アジア株やオセアニア通貨が失望感から一時急激に売り込まれた。

9日(水) 日足:陽線

時間帯ごとの相場材料

 東京時間 TOKYO Session

・NZ中銀(RBNZ)は市場予想どおり50bpsの大幅利下げに踏み切った。

・中国財務部の部長が12日土曜日に「財務政策の強化」について会見をおこなうと発表。大規模な財政出動に期待したリスクオン展開となり、株買い・円売りが進行。

10日(木) 日足:陰線

時間帯ごとの相場材料

 ニューヨーク時間 NEW YORK Session

・米CPIは市場予想からは上振れたものの、減速傾向が確認された。

・新規失業保険申請件数は急増し、CPIの結果と合わせてドル円の乱高下を招いた。

11日(金) 日足:陽線

時間帯ごとの相場材料

 ニューヨーク時間 NEW YORK Session

・米PPIは市場予想を上振れたが、7カ月ぶりの小幅な伸びだったことで安堵感から株が買われた。

アメリカの政策金利 織り込み定点観測

 CMEのFedWatchツールで、利下げ織り込み度を確認します。

 先週末(下の画像1枚目)と今週末(画像3枚目)のFedWatchを比較すると、年内の利下げ織り込みは後退しています。一時は年内にあと2回の大幅利下げも織り込まれていましたが、CPIとPPIの結果を受けて11月と12月のいずれの会合でも大幅利下げ織り込みは0%となりました。11月会合に至っては据え置きの織り込みが10%を超えてきています。

見慣れないと分かりづらいかもしれませんが、これは「いつのFOMC会合で(縦軸)、政策金利がどの水準になるか(横軸)」について、市場がどの程度織り込んでいるか(何%の市場参加者がそう考えているか)を示す表です。