Weekend Pip&Tip|2025年8月 Vol.4|ジャクソンホール会議!(8/18~8/22)

今週の為替相場をまるごと復習!

 

今週も、日ごとの相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」をお届けしてきました。

試運転中のシリーズですが、細かい相場材料はそちらをチェック📝

 
そしてこちらの記事では、1週間の相場をサクッと復習✨

その名も「Weekend Pip&Tip」です!(こちらもお試し版)

この記事はで読むことができます。

前週から高値切り上げ・安値切り上げ!|今週の相場材料とチャート

管理リス
管理リス

今週の高値148円80銭付近(前週比 +30銭)

今週の安値146円60銭付近(前週比 +40銭)

 

今週の値幅:2円20銭(前週 -10銭)
 

今月の前半(8/4~8/8週8/11~8/15週)は、材料はありながらも雇用統計後の安値圏での揉み合いに終始し、方向感に欠ける展開でしたね。

今週もまた、「ジャクソンホール会議でのFRB議長講演」というビッグイベントを前に、レンジ内の難しい相場が継続。

パウエル議長の発言は市場の想定よりハト派でドル売り材料となりましたが、レンジ下限を割り切れずに週を終えました。

週足は「高値切り上げ・安値切り上げ」でありながら陰線での着地。
長い上ヒゲを付け、今月初めて147円割れの水準でNYクローズとなりました。

今週の相場を動かした材料は…|週間相場ダイジェスト

管理リス
管理リス

・大きな値動きにつながった材料

・今後の相場にも影響しそうな材料

をダイジェスト版でピックアップ!

 

より細かい材料や、詳しいデータは月~土のランチタイムにお届けしている「Daily Acorn – 日刊どんぐり」で!

18日(月)~22日(金)|週足:陰線

曜日ごとの相場材料

 18日(月)|日足:陽線

米ウ首脳会談は穏当に終了

前回の「ケンカ会談」とは打って変わって前向きな議論に(クリックで詳細を表示

▸トランプ大統領「一時的な停戦は現実的ではなく、必要ない」
▸ゼレンスキー大統領「安全保障について、米国から重要なシグナルを受け取った」

▸ 次のステップは米露ウ首脳の3者会談実現へ調整

 19日(火)|日足 :上ヒゲ陰線

格付け会社S&Pが米国債の格付けを据え置き、見通し「安定的」と発表

▸ 格付け「AA+/A-1+」を維持
▸ 一時ドル急騰も、148円台では売りが厚く反落

 20日(水)|日足:下ヒゲ陰線

NZ中銀、政策金利を25bps引き下げ

「50bps利下げ議論もあった」とのハト派内容で、NZドル売りに(詳細を表示

▸前回会合は利下げ予想が9割超のなかでの「サプライズ据え置き」だった
▸今回はサプライズ警戒で利下げ織り込みが不十分だった可能性
▸市場は、年内さらに2回の利下げもあり得ると受け止め

■ トランプ大統領、クックFRB理事に辞任要求

住宅ローン不正疑惑で(詳細を表示

▸連邦住宅金融局長が「クック氏は住宅ローンで有利な融資を得る目的で、銀行書類と不動産記録を偽造した可能性がある」として、司法長官に捜査を要求
▸クック氏は報道を受け、「強要されて辞任するつもりはない」とコメント

FOMC議事録が公表され、市場はタカ派と受け止め

▸ 「大多数が雇用の下振れリスクよりインフレ上振れリスクを懸念」など、利下げに慎重な姿勢が示された

 21日(木)|日足:陽線

ジャクソンホール会議開幕を当夜に控え、ドル円・クロス円は下げ止まり、反発

米新規失業保険申請件数が予想を上回り、一時ドル売りに

8/10 ~8/16分 新規失業保険申請件数(詳細を表示

▸申請件数:23.5万件(予想 23.2万件、前回 22.4万件)
▸継続受給者数:197.2万件(予想 195.9万件、前回 194.2万件)

米PMIが製造業・非製造業とも予想を上回り、再びドル買い戻しの流れに

8月PMI速報値(詳細を表示

▸製造業PMI:53.3(予想 49.7、前回 49.8)
▸非製造業PMI:55.4(予想 54.3、前回 55.7)
▸コンポジットPMI:55.4(予想 54.0、前回 55.1)

ボスティック総裁(アトランタ連銀)「年内1回の利下げが依然、自身の見通し」

 22日(金)|日足:陰線

日本CPIはコアが予想を上振れるも、伸び縮小を確認

日本7月全国CPI(詳細を表示

▸総合(前年比):3.1%(予想 3.1%、前回 3.3%)
▸生鮮除くコア(前年比):3.1%(予想 3.0%、前回 3.3%)
▸総合は3ヵ月、コアは2ヵ月連続での伸び縮小となった

パウエル議長が「政策スタンス変更の必要性」言及で、ドル売り・株買い

ジャクソンホール会議の基調講演にて(詳細を表示

▸失業率などの「雇用の安定」を背景に「政策スタンス変更、慎重に進めることができる」と語った
▸労働市場について「需要と供給の双方が著しく減速した奇妙なバランス」と表現し、「雇用の下振れリスクが高まっていることを示唆している」との見解を示した
▸米政権の関税政策については、「CPIに与える影響は顕在化しているが、その影響は比較的短期」とした
▸市場は、議長の過去の発言と比べてハト派に傾いたと受け止め、利下げ期待が前進

▸ ドル円は148.70~80から146円半ばまで急落
▸ 先週の安値(146.21)は更新できなかったが、終値が147円を割り込んだのは今月に入って初めて

年内利下げは2回を織り込み!|定点観測!FF金利先物

 CMEのFedWatchツールによれば、今週、利下げ織り込みはやや後退しました。

 以下の画像は上から順に、2週間前1週間前、そして今週末(画像3枚目)のFedWatchです。

 8月1日発表の雇用統計が「予想下振れ + 過去分も大幅下方修正」というショッキングな内容だったため、早期利下げ期待が高まって一気に年内3回の利下げを織り込みました。その後は、インフレ指標やFRB要人の利下げに慎重な発言を受け、利下げ織り込みは若干後退。再び年内2回利下げが優勢となっています。

この表は、「いつのFOMCで」「どの政策金利水準が」「どれくらいの確率で織り込まれているか」が分かるツール。
縦軸=会合のタイミング、横軸=金利水準を示します。

月末フローとPCEに要注意!|来週の相場材料(8/18~22)

かしこそうな
シカさん
かしこそうな シカさん

来週の注目指標は、FRBが最も重視するインフレ指標であるPCEデフレータです。

月初の雇用統計以降、為替はレンジ相場が続いていましたが、今週金曜日のパウエルFRB議長講演では株・為替ともに大きく動きました。
レンジが長引くほど、ブレイク時の値動きは強まりやすいため、まずは週明けの流れを焦らず見極めたいところです。

来週の材料

25日(月)

▸ 英国休場

26日(火)

21:30|米|耐久財受注
21:30|米|コンファレンスボード消費者信頼感指数
21:30|米|リッチモンド連銀製造業指数

27日(水)

▸ 月末スポット応当日
▸ エヌビディア決算(米株引け後)

28日(木)

10:30|日|中川日銀審議委員 発言予定
21:30|米|実質GDP(改定値)
21:30|米|新規失業保険申請件数

29日(金)

08:30|日|東京CPI
21:30|米|PCEデフレータ