【復習】2025-02-10⇒2025-02-14【相場材料とチャート】
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今週の高値は米CPIの上振れを受けてドルが買われた水曜日の154円80銭台で、前週の高値と比べて1円ほど下でした。
今週の安値は先週金曜日の米雇用統計が下振れたことで安値圏でスタートした月曜日の151円20銭台で、これは前週の安値と比べて30銭ほど上でした。
今週の高値と安値を比べると、その差は約3円50銭でした。

前週から高値切り下げ・安値切り上げとなったドル円相場。
ここでは毎週、週間の相場材料を時系列順にまとめています。
しかし今週は確定申告作業を優先し、お休みを頂戴することにいたしました。

今週の相場をまとめると
【トランプ関税もさることながら、円の動向にも振り回された一週間】
でした!
CMEのFedWatchツールで、利下げ織り込み度を確認します。
今月初め(画像1枚目)と、雇用統計を通過した先週末(画像2枚目)、CPIを通過した今週末(画像3枚目)の FedWatch を比較します。月初の時点では次回の利下げは6月FOMCでおこなわれるという見方が優勢でした。しかし雇用統計の上振れを受けた先週末は7月、CPIの上振れを受けた今週は9月まで後退しています。

見慣れないと分かりづらいかもしれませんが、これは「いつのFOMC会合で(縦軸)、政策金利がどの水準になるか(横軸)」について、市場がどの程度織り込んでいるか(何%の市場参加者がそう考えているか)を示す表です。


