Daily Acorn|8月7日(木)|水曜~木曜午前を3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。
シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!
この記事はで読むことができます。

まずは今朝、Xにポストした内容から。
自分のトレードのためにも、前日までの相場材料をおさらいしたり、当日の注目イベントをチェックしたりしています。
平日はほぼ毎朝投稿してるので、よかったらのぞきに来てください!

東京時間 TOKYO Session
■ 日本の6月毎月勤労統計調査は予想を下回った
実質賃金は6ヵ月連続のマイナスに(クリックで詳細を表示)
▸現金給与総額:2.5%(予想 3.1%・前回 1.0%)
▸実質賃金総額:-1.3%(予想 -0.7%・前回 -2.9%)
※いずれも前年比
■ ドル円は147円半ばの揉み合い継続でスタート
▸ 東京仲値後に147.70付近まで上昇したが、前日高値に及ばず
■ 日経平均株価は119円安でスタート
▸ 米株の調整を受けて軟調スタート
▸ 寄り後は輸出関連株が買われて上昇
■ 河野議員の利上げ要請発言を受け、やや円買いに
▸ 河野氏「円高誘導のため利上げが必要」
▸ 発言が注目された背景は下記吹き出しで解説💡
ニューヨーク時間 NEW YORK Session
■ アップルが米国内生産拡大に1000億ドル追加投資を発表
▸ 同社の株がけん引し、主要3指数が上昇
■ 米10年債入札は低調
▸ 中長期債の利回りが上昇
■ クックFRB理事のハト発言で米債利回り低下、ドル売りに
▸ 「雇用統計の下方修正は米経済の転換点に多い」と指摘
▸ クック氏が利下げ派に転じた可能性
▸ 7月FOMC時点の利下げ派:ボウマン副議長、ウォーラー理事
▸ クグラー理事の後任には、トランプ大統領が利下げ派を送り込む見込み
▸ ここにクック氏も加われば、FRBの投票権を持つ7人のうち4人が利下げ派に
■ 日米関税めぐり米側が正式文書発表も、日本の認識と食い違い
ホワイトハウス発表内容「従来関税 + 上乗せ15%」(詳細を表示)
▸日本側のこれまでの説明「従来関税が15%未満のものが一律15%に、元々15%以上のものは現状維持」
▸訪米中の赤沢大臣が交渉にあたるとみられるが、関税発動は日本時間7日13:01と、すでに半日を切っている
▸ ドル円はNYクローズ間際で流動性が低いなか147.60台まで急騰

河野さんの「利上げ必要」発言が注目された理由は?

昨年の夏も、総裁選を前に河野氏ら政府要人から「利上げが必要」といった発言が相次いだんだ。
そして、7月末の日銀会合で実際に利上げが実施され、株価の暴落(いわゆる「令和のブラックマンデー」)につながった……という経緯がある。
今回も「石破首相退任 → 総裁選」の可能性が報じられるなか、河野氏が再び利上げを促すような発言をしたことで、昨年の再現を警戒する動きが出た、というわけだね。
東京時間・前半 TOKYO Morning Session
■ 本日13:01発動の関税めぐり、日米で認識に違い
▸ 日本政府が説明してきた内容よりも高水準の税率になることが判明
▸ 為替は円売り優勢
■ 日経平均株価は126円安でスタートも、その後は8月高値を更新
▸ 4万668円で寄り付き後、4万1000円を突破し上昇中

今日は13時頃にいよいよ関税が発動します。
それから、明日の自民党両院議員総会を前に、石破首相の進退をめぐる報道など思わぬヘッドラインが流れないとも限りません。
夜は木曜日の恒例、新規失業保険申請件数に注目💡