Daily Acorn|8月30日(土)|金曜~NYクローズを3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。

シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!

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金曜~NYクローズを3分で!

29日(金) 日足:陽線

FRBが重視するインフレ指標、PCEデフレータの発表を控え、東京時間は様子見ムード。ロンドン時間は警戒感からドルにやや買い戻しの動き。しかし、PCEデフレータが予想並みの結果に留まったため、支えを失ったドルは下落を再開した。さらに、ミシガン大のインフレ期待が下方修正されたことでドル円は週の安値を更新し、8月の安値圏でNYクローズを迎えた。

時間帯ごとの相場材料

 東京時間 TOKYO Session

警戒されていたウォラー理事の発言は、無難に通過

▸ 市場は事前に「次期議長候補であるウォラー氏が、トランプ氏の希望に沿うハト発言をするのでは」と警戒
▸ 実際は「9月に25bpsを超える利下げは必要ない」と市場織り込みと矛盾しない発言で、ややバランスを取った印象
▸ ただし、「今後3~6ヵ月の間に追加の利下げを見込んでいる」とも

東京CPIは予想どおり伸び縮小、24年11月以来の伸びの小ささ

東京都区部8月消費者物価指数・速報値(クリックで詳細を表示

▸CPI:2.6%(予想 2.6%、前回 2.9%)
▸CPIコア(生鮮除く):2.5%(予想 2.5%、前回 2.9%)
▸CPIコアコア(生鮮・エネルギー除く):3.0%(予想 3.0%、前回 3.1%)
※いずれも前年同期比

▸ 電気・ガス代の補助金効果が大きいとみられる
▸ 食料は高い伸びを維持しているが、高騰が懸念されていたコメ類は減速が強まった

為替は前日安値を更新せず、仲値後はドル買いで反発

▸ ドル円は9時台に146.70台を付けるも、前日安値(146.66)には至らず
▸仲値後は147円台に戻り、再び材料待ちの様相

日経平均株価は54円安で始まり、小動き

▸ 4万2774円で寄り付き、4万2600円台も付けたが、材料待ちか

 ニューヨーク時間 NEW YORK Session

PCEデフレータなど米経済指標は予想どおり

7月PCEデフレータ、7月個人所得・支出(詳細を表示

▸PCEデフレータ(前月比):0.2%(予想 0.2%、前回 0.3%)
▸PCEデフレータ(前年比):2.6%(予想 2.6%、前回 2.6%)
▸コアPCEデフレータ(前月比):0.3%(予想 0.3%、前回 0.3%)
▸コアPCEデフレータ(前年比):2.9%(予想 2.9%、前回 2.8%)
▸関税の影響が大きい「玩具」項目などが「財」部門の伸びを押し下げた
▸一方、「金融手数料」項目の4.4%などが「サービス」部門の強い伸びにつながった

▸個人所得(前月比):0.4%(予想 0.4%、前回 0.3%)
▸個人支出(前月比):0.5%(予想 0.5%、前回 0.3% → 0.4%に上方修正)
▸個人消費の伸びをけん引したのは3ヵ月ぶりにプラスの「自動車・部品」や「食品」など
▸夏休み効果で「YOLO消費」が5か月ぶりにプラスに(補足:YOLO = You Only Live Once / コンサートや球場、映画、美術館などの入場料)

▸ 米市場の3連休を前にやや買い戻されていたドルが再び売り優勢に

ミシガン大消費者信頼感指数のインフレ期待が下方修正され、ドル売り加速

8月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値(詳細を表示

▸消費者信頼感指数:58.2(予想 58.6、前回 58.6)
▸1年先インフレ期待:4.8%(予想 4.9%、前回 4.9%)
▸5-10年先インフレ期待:3.5%(予想 3.9%、前回 3.9%)

ドル全面安となり、ドル円は本日安値を更新した後は小動きに

▸ 週足は高値切り下げ・安値切り上げの上ヒゲ陽線
▸ 月足は高値切り上げ・安値切り上げの陰線で引け