Daily Acorn|8月13日(水)|火曜~水曜午前を3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。

シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!

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MorningScout – 朝の目線チェック!

まずは今朝、Xにポストした内容から。

自分のトレードのためにも、前日までの相場材料をおさらいしたり、当日の注目イベントをチェックしたりしています。

平日はほぼ毎朝投稿してるので、よかったらのぞきに来てください!

直近30時間を3分で!

12日(火) 日足:上ヒゲ陰線

米CPI前のドル買戻し調整継続。また、米国の対中関税延期の報道がリスクオンを誘って円売りの動きも。日経平均株価・TOPIXは史上最高値を更新。CPI発表後は総合値が予想を下回ったことで再びドル売りに傾いた。株価は利下げ期待で主要3指数が上昇。

時間帯ごとの相場材料

 東京時間 TOKYO Session

米国、中国製品に対する一部関税の停止措置を90日延長

▸ 中国商務省も米国製品への追加関税90日停止を発表
▸ アジア株に追い風

休場明けの東京市場は、欧米市場の流れを引き継ぎドル買い優勢

▸ ドル円は仲値前後に前日高値を更新し、148.40台まで上昇

日経平均株価は277円高で始まり、史上最高値更新

▸ 日経平均は4万2098円で寄り付き後、堅調に推移
▸ TOPIXも史上最高値を更新

中国、自国企業にエヌビディアH20チップの指標を控えるよう要請

豪中銀(RBA)は予想どおり利下げ

ただし声明はややタカ派で、追加利下げのヒントはなかった(クリックで詳細を表示

▸ブロック総裁の主な発言:
「大幅な利下の議論はなかった」
「中立金利は1-4%程度と推定される」
「金融政策が最終的にどこまで向かうか、予断を持たない」
「金利の決定は会合ごとに行う」

▸豪ドル円は96.70付近から96.30付近まで下落したあとは落ち着いた動きに

 ロンドン時間 LONDON Session

英7月雇用統計は底堅い結果で、ポンド買い材料に

失業保険申請件数がマイナスに(詳細を表示

▸失業保険申請件数:-0.62万件(予想 なし、+2.59万件)
▸失業率(ILO):4.7%(予想 4.7%、前回 4.7%)
▸週平均賃金:4.6%(予想 4.7%、前回 5.0%)
▸給与所得者数は8000人減と、小幅な減少にとどまった

▸ 失業率は高止まりしている一方、大幅な悪化も見られなかったため利下げ期待につながらず

 ニューヨーク時間 NEW YORK Session

米7月CPIは総合値が予想を下回り、ドル売り材料に

ただしコアは伸びが加速、関税の影響も(詳細を表示

▸CPI(前月比):0.2%(予想 0.2%、前回 0.3%)
▸CPI(前年比):2.7%(予想 2.8%、前回 2.7%)
▸コアCPI(前月比):0.3%(予想 0.3%、前回 0.2%)
▸コアCPI(前年比):3.1%(予想 3.0%、前回 2.9%)
▸高騰していた卵の価格が落ち着いたことで食品の伸びが横ばい、食料品店は下落
▸食品とエネルギーを除くコアは、航空運賃や歯科サービスが上昇
▸関税の影響を受けやすい家具や靴、自動車部品も上昇

▸ ドルは前夜から警戒感で買い戻されていたが、再び上値が重くなった

トランプ大統領とベッセント米財務長官が相次いで利下げを要求

▸ トランプ氏はFRB本部の改修費用問題についても言及し、パウエル議長の提訴を示唆
▸ ベッセント氏は「9月会合で50bps利下げ」を要求

13日(水)|本日ここまでの動き|日足:今のところ陽線

米CPIの結果を受けて日経平均は続伸、史上初めて4万3000円台に乗った。ドル円も株高を背景に反発。リスクオンムードに。

時間帯ごとの相場材料

 東京時間・前半 TOKYO Morning Session

お盆入りで為替は流動性低下に注意

▸ 仲値前後までは下値を試していたが147.70前後が底堅く反発
▸ 現在は148円台を回復

日経平均株価は372円高の4万3090円で寄り付き後、続伸中

▸ 高値は4万3300円台を付けている