Daily Acorn|7月24日(木)|水曜~木曜午前を3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。
シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!
この記事はで読むことができます。

まずは今朝、Xにポストした内容から。
自分のトレードのためにも、前日までの相場材料をおさらいしたり、当日の注目イベントをチェックしたりしています。
平日はほぼ毎朝投稿してるので、よかったらのぞきに来てください!

東京時間 TOKYO Session
■ 石破首相、麻生・菅・岸田氏と本日午後に進退含め協議
▸ 3人の首相経験者と揃って会う異例の会談
▸ 石破氏側から申し入れたと報道
▸ 「広島・長崎の式典など日程あり、進退表明は8月下旬以降」との見方も
■ トランプ大統領、SNSで日米合意を発表
▸ 「日本製品への関税は15%に」(25%から引き下げ)
▸ 「日本は米国に5,500億ドルを投資、利益の90%は米国へ」
▸「日本は自動車、トラック、コメや特定の農産物などの市場開放」
▸ 日本当局者によると「自動車関税の税率は12.5%+既存の2.5%、合わせて15%」(NHK報道)
■ 日米合意報道に対する反応は……
初動は円買い→すぐに反転(クリックで詳細を表示)
▸ ドル円は146.70付近から146.20台へ急落→147円付近まで反発
▸ 仲値にかけて再び安値を更新するも、その後は報道前の水準に戻す
▸ 合意内容はトランプ氏のSNS発信のみで、具体的説明が待たれる状況
■ 日経平均株価は一時1000円高
▸ トヨタ株が +10%超など、関税緩和による輸出株高が主導
■ 一部報道:石破首相、8月末までに辞任発表か→円売り
▸ 周囲に辞任の意向を伝えたとの報道
▸ 市場は円売り・債権売り・株買いで反応、ドル円は147円台へ
■ 林官房長官「鉄鋼・アルミ関税は今回の合意に含まれていない」
▸ 現在50%の同関税については「今後も協議継続」
■ 内田日銀副総裁「不確実性は引き続き高い」
▸ 関税交渉合意を受けて、「不確実性低下につながる前進で、展望リポートにも反映していきたい」と語った
▸ 一方で「世界経済・日本経済の不確実性は引き続き高い」と慎重姿勢も
■ 赤沢経済再生相「首相から『関税より投資で押せ』と指示があった」
▸ 5,500億ドルの対米投資について「米国側は医薬品と半導体を重視しているようだ」と説明
■ 石破首相、辞任報道を否定→円買い
▸ 歴代首相との会談終了、石破氏は「報道されている事実は全くない」と完全否定
▸ 会談においても、進退に関する議論は無かったと説明
▸ ドル円は辞任報道前の水準に戻る
ニューヨーク時間 NEW York Session
■ ドル売り・円売りが交錯、クロス円は上昇・ドル円は膠着
▸ 「FRBの独立性に対する不安感」からドル売りが継続との指摘も
■ 一部報道:EU製品についても15%関税で合意の見込み
▸ 市場はリスクオン、米株続伸
■ ホワイトハウス声明「関税交渉に関するいかなる報道も憶測にすぎない」
▸ EUとの貿易交渉に関する楽観論をけん制
東京時間・前半 TOKYO Morning Session
■ ライトニック米商務長官「パウエル議長は辞任、交代すべき」
▸ また、トランプ大統領が現地時間24日にFRBを訪問すると報じられた
▸ FRBの独立性懸念が再燃し、市場はドル売りで反応している

本日はECB政策金利発表💡
市場は「据え置き」がコンセンサスですが、注目はラガルド総裁の記者会見。
年内の追加利下げの可能性や時期についてのヒントがあるかどうかにマーケットが注目しています。