Daily Acorn|7月23日(水)|火曜~水曜午前を3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。
シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!
この記事はで読むことができます。

まずは今朝、Xにポストした内容から。
自分のトレードのためにも、前日までの相場材料をおさらいしたり、当日の注目イベントをチェックしたりしています。
平日はほぼ毎朝投稿してるので、よかったらのぞきに来てください!

東京時間 TOKYO Session
■ 参院選~休場明けの東京市場はドル円の買い戻しからスタート
▸ 朝は円買い方向に若干の窓を開けてスタートしたが、147円半ばまで反発
■ 日経平均株価、一時4万200円台後半も反落
▸ 4万円台では利食いに押され、午後にはマイナス圏に沈んだ
ロンドン時間 LONDON Session
■ 米債利回りが低下、ドル円は147円割れ
▸ 先週水曜日に相場を揺らした「パウエル議長解任観測報道」の下値(146.90付近)を割り込んだ
▸ 目立った材料は出ていないが、一部では「FRBの独立性への懸念が利回りを押し下げている」との見方も
■ ベイリーBOE総裁「利回り曲線のスティープ化は、世界的な現象」
▸ 貿易政策の不確実性が主因として、市場に冷静さを求めた
▸ また、為替市場のドル売り傾向について「非常に注意深く監視する必要がある」と発言
ニューヨーク時間 NEW YORK Session
■ ベッセント米財務長官「日本との通商交渉は順調」
▸ 「数日内に複数の国との通商合意を発表予定」
▸ また、「パウエル議長が今、辞任する理由は見当たらない」と発言
東京時間・前半 TOKYO Morning Session
■ 石破首相、麻生・菅・岸田氏と本日午後に進退含め協議
▸ 3人の首相経験者と揃って会う異例の会談
▸ 会談は石破氏側から申し入れたという
▸ 石破氏の進退については、一部で「広島・長崎の原爆の日や終戦の式典など、穴をあけられない予定があるため8月下旬までは明らかにならない」との見方も
■ トランプ大統領がSNSで日米通商合意を発表
▸ 「日本製品への関税は15%に」(25%から引き下げ)
▸ 「日本は米国に5,500億ドルを投資し、その利益の90%は米国へ」
▸「日本は自動車、トラック、コメや特定の農産物などの貿易で自国を開放する」
▸ また、日本当局者の話として「自動車関税の税率は12.5%で、従来の2.5%と合わせて15%」との報道(NHK報道)
■ 日米通商合意報道を受け、初動は円買い
▸ ドル円は146.70付近から50銭近く急落した、すぐに円売りに転じて147円付近まで急騰
▸ 仲値にかけては再び円買いに傾き146.20付近まで下落
▸ 現在は再び146.60付近と合意報道前の水準に戻っている
■ 日経平均株価は一時1000円高と急騰
▸ トヨタ株が10%超上昇など、関税緩和を受けた輸出株高が主導

関税合意という大きなニュースが飛び込んできましたね!
為替相場は乱高下しましたが、この材料をどう消化すべきか迷っている様子も。
参院選の結果そのものを材料とした円買いの流れは一服した感もありますが、引き続き石破首相の進退を巡る報道には要注意💡