Daily Acorn|7月12日(土)|金曜~NYクローズを3分で

こちらは月曜~土曜のランチタイムにお届けする(かもしれない)直近相場まとめ「Daily Acorn – 日刊どんぐり」のお試し版です。
シリーズ化するかどうかは未定ですが、ゆるく更新チャレンジ中!
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東京時間 TOKYO Session
■ トランプ大統領「個別に関税設定した国以外にも、一律15~20%関税を検討」
▸ また、「カナダとEUには今日か明日(現地時間)、関税率を通知」と発言
▸ カナダには35%の高関税、ただし「フェンタニル対策で協力すれば調整を検討」
▸ 直後の反応:ドル > 円 > ユーロ > ポンド > 豪ドル > カナダドル
■ クロス円は一時売られたが、仲値にかけ反転し上昇再開
■ 円売りが強く、ドル円は再び147円へ
ロンドン時間 LONDON Session
■ 英月次GDP、予想外のマイナス成長でポンドに重し
▸ 5月GDP(前月比):-0.1%(前回 -0.3%)
▸ 2ヵ月連続の縮小で、第2四半期の英経済はマイナス成長が濃厚との見方が強まる
ニューヨーク時間 NEW YORK Session
■ 円売り継続でドル円は147円半ばまで上昇
▸ クロス円も上昇を強め、今週の高値圏でNYクローズを迎えた
■ 一部報道:パウエルFRB議長が辞任を検討 → 著名記者が疑問視
▸ 連邦住宅抵当公庫(ファニーメイ)取締役会長が、「FRB議長の辞任報道に勇気づけられた」とコメント
▸ 数時間後、FRBウォッチャーのニック・ティミラオス記者がSNSに「噂話は無視すべき」と投稿

今朝は起きたら「パウエル辞任説」が出てて、ちょっとビックリしたね。
でも、ニック記者が指摘したとおり、パウエルさんはこれまで一貫して「任期を全うする」と述べてきたし、
任期が残り1年を切ってるタイミングで「トランプさんからプレッシャーを掛けられたから辞めます」なんて、ちょっと考えにくいというか……。

市場が情報ソースとして信頼するニック記者が否定したことで、週明けのパニック相場は避けられそう?
ただ、あまりこうしたノイズが頻発するようだとリスクオン相場に水を差しかねませんね。